Mundus Novus/ゼノサーガ/エピソード2 あらすじ

Xenosaga Episode2
Jenseits von Gut und Bose

愛より為されることは、つねに「善悪の彼岸」に起こる

 T.C.4753年。ミルチア紛争。レアリエンの暴走が多発しテロ行為との噂も流れている中、ヘルマー中将は極秘裏にU.R.T.V.部隊の救助と、Y資料の回収をカナンとケイオスに命じていた。彼ら二人は、A.W.M.S.(エイムス)の包囲を突破するために、連邦軍のジン・ウヅキ大尉としばらく行動を共にした。
 ジンはカナンに「あるデータ」を渡すが、その記録は当のカナンの意識下へのエンセフェロンダイブにおいても読みとれなかった。


 14年後の現在。第二ミルチアに到着したエルザから降り立った一行。シオンとアレン、KOS-MOSはヴェクターの第二開発局へ、Jr.達は市庁舎へとそれぞれ向かった。

 途中、Jr.たち一行はU-TIC機関の追撃に遭うが、ヘルマーからの連絡を受けたカナンの機体によって何を逃れる。

 M.O.M.O.の深層意識にあるヨアキム・ミズラヒ博士の「Y資料」の解析には、U.M.N.管理局の協力を得て行うことになっていた。U-TIC機関の追撃から逃れ、明日に解析を控えたJr.とケイオスは偶然、第二ミルチアの市街にあるカフェでシオンと再会する。シオンの兄・ジンもそこに来店し、彼らの実家に招待されたJr.とケイオスは、シオンの過去をつかの間聞くことになる。

U.M.N.管理センター 翌日、M.O.M.O.の解析が開始された。しかし、ヨアキム博士の仕掛けたトラップとはまた別の罠がM.O.M.Oを襲った。
 高速言語による外部ネットワークからの干渉による「Y資料」流出を防ぐために、ユリは非常用の制御コードを使ってY資料を破棄する最終手段をとろうとしたが、彼女は戸惑った。それはM.O.M.O.の「破壊」を意味していた。しかしユリが決断するより早く、M.O.M.Oは自らの精神ネットワークを破壊して資料の流出を防いだ。
M.O.M.O.解析

 モモを救うために、ヘルマーはヴェクター三局への協力を仰いだ。本来ならシオンの担当する一局の管轄ではないが、モモを助けたいという意志から、彼女自身が管理局へと出向き、エンセフェロンダイブを実行する。モモの深層意識は、元型となったサクラの意識があり、それはJr.の過去を共鳴再生した。

 ユーリエフ・インスティテュートで過ごすU.R.T.V.たち。現在からは想像できないほど、臆病なアルベド。冷静なニグレド、そして今と同じ姿のルベド(Jr.)がエンセフェロンに現れる。
 そしてそこに器質障害の治療のためにサクラと、その母であるユリが来ていた。
 サクラはモモや百式観測器の外見上のモデルになった少女であり、特異な症状のために感情を表に表すこともできず、口も利けなかった。確実にウ・ドゥという正体不明の存在を倒すために生み出されたU.R.T.V.は訓練を兼ねて、サクラの深層意識へとダイブする。
 初めて自分の意志を伝えられる相手に涙を見せたサクラ。彼女の伝言をルベドはユリに伝えた。

 再びサクラの深層意識へダイブしたルベドたち。そこで汚染された標準体U.R.T.V.との対峙。そのとき、アルベドは自分だけの特殊能力「不死」に気づく。
 自分だけが残ってしまうという恐怖からか、このころからアルベドは変わり始めたという。
 Jr.とアルベドは、兄弟だった。同じユーリエフ博士の遺伝子を持つという意味ではなく、受精卵の分離不全によっておこる癒着双生児であるため、どのU.R.T.V.たちよりも絆が深かった。

 Jr.にとっては忘れられない過去。その容赦ない過去がJr.を精神的に追い詰めていく。そのJr.の苦しみを感じ取ったのか、M.O.M.O.は自らの意識を覚醒させた。そのモモ深層意識へのエンセフェロンダイブをも見越していたアルベドは、ついにY資料を手に入れ、旧ミルチアを呼び覚ましてしまう…それは彼の死を意味していた。
 突如として現れた二重ブラックホールは旧ミルチアへの回廊を開いた。そこへ巡礼船団が突入し、オリジナル・ゾハルの確保へと乗り出していた。
 対応が後手に回った連邦軍は旧ミルチア周辺の宙域封鎖をするしか手だてがなかった。

 曙光で仕事に追われていたシオンは、フェブロニアの願いを叶えるために旧ミルチアへ向かおうと、U.M.N.コラムを介さずに独自にハイパースペースに干渉可能な機体をアレンと共に奪取する。それはかつてケビン・ウィニコットがKOS-MOSの為に設計した機体だった。しかし旧ミルチアへと向かう彼女たちの前に謎の機動兵器が現れた。シオンの危機を感じ取ったKOS-MOSがジェネレーター未搭載のまま自律起動する。新型となった調整層はタブバイクへと変形し、そのままシオンたちの乗る機体へと合体してE.S.となった。
 またしてもKOS-MOSによって危機を脱したシオンだった。

 ヴェクターが極秘裏に発掘、開発していた「アニマの器」を載せたE.S.を提供されたJr.達とシオンは合流し、彼らは旧ミルチアへと向かった。そこにはシオンの兄・ジンもヘルマーからの依頼を受けてカナンと共にエルザに同乗していた。

 移民船団も、シオンたちも目標はオリジナル・ゾハルが眠る、U-TIC機関の中心「ラビュリントス」。
 Jr.達はゾハルの確保を。ジンはミルチア紛争の背後にある存在のデータの完成を求めて。
 オリジナルゾハルの前で、愕然とするシオン。そこでシオンは、辛い決断をした。それはフェブロニアの願いがかなった瞬間だった。

 しかし、巡礼船団が「オメガ」を起動させ、旧ミルチアは惑星ごと滅ぶという事態に発展した。なんとか「オメガ」を倒したが、謎の仮面の男により復活したアルベドが局所事象変異を起こし始めた。

 Jr.は単身、アルベドと対峙するために乗り込む。
 「呼んでるんだよ。俺じゃなきゃダメだってな。」
 アルベドと対決するJr.。
 そこで…彼は魂のやすらぎをようやく得た…はずだった。

最期

 Jr.の帰還後、宇宙空間を漂っている旧ミルチアにあったオリジナル・ゾハルをデュランダルが回収しようとしたときに「アベルの箱舟」が出現した。

 そこで、ケイオスは決断した。
 「僕はもう迷わない」



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土龍(mogura)
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